19 Feb 2024

No.6 ネズミ,紫苑 No.6 ネズミ,紫苑
No.6 ネズミ,紫苑

 No.6をかなり久しぶりに読み返して沼りまくって
 絵を描いたり、二次創作漁りまくったり、同人誌買ったり(2024年に6の同人誌売っててくれてありがとう)、Twitterで喋ってる人探したり、ここ数日感情を持て余してインターネット徘徊を続けていたのだけど
 Twitterで管巻いたりあさのさんが未完だと話していたらしいの情報得たので落ち着いてきたな~というメモ

NO.6は実は、未完の作品だ。紫苑(しおん)という少年とネズミが出てくるが、権力を持った紫苑という少年がどういう権力者になっていくかとそこまで書きたかったテーマだ。自分の中で国と個人の関係が大きなテーマの一つだ。書き手として力がついて、NO.6の世界に挑む力がついた時にもう一度やってみたい。 朝日新聞 Reライフ.net 2017.02.15 きょうもキレイ スペシャルトークvol.2 あさのあつこさん/何がしたいか考え、まず一歩を
2022年のコラボカフェの短冊

 そもそもどういう形であれ他人の作品を見せてもらえるのって奇跡みたいな偶然だと思っているので、いずれまた紫苑とネズミに会えるかもしれない可能性を貰えただけで有難いな… と思ったという……。
 二人に共に過ごして欲しいとつい思ってしまうけど、ネズミが流離う者で紫苑が留まる者なんだというのは解釈一致!だし、beyond の幕引きは、あさのさんがNo.6でどうしようもない世界に向き合った上での真摯な答えだと感じるので、あそこから進んだ先に納得できる答えを見つけるのは、答えでなくとも足掛かりを捉えるのは難しかろうなとも思う。
 エンタメとしてだけじゃなく物語だからできる現実の処理しがたい問題への答え、問い掛けとして責を放棄しないのは良い作品だと思っているので、やっぱり読んでよかった好きな作品だなと思った。

 beyoudの続編出ると良いな~